楽しいエンタメのレポートと、アメリカ写真をアップしています!


by maya_c
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

(舞台)ちいさな歳月

作・ジョン・マイトン  翻訳・演出・青井陽治

「ちいさな歳月」、観てまいりました!
初日でした。

戯曲ということで(しかも数学者、理数系の作家ということで)、この私が果たして理解できるかしらん・・・と一抹の不安を抱えながら出かけたのですが、ぐぐぐ・・・っと引き込まれましたね。
お勉強(下調べ)は何もしなかったのですが、ただ開演前に友人に4人の女性たちの関係をちょこっと聞いておきました。

ひとりの男性主人公(だけど登場しません・・・)である、詩人のウィリアムをめぐる4人の女性たちが出演します。

ウィリアムの姉・ケイト(岩崎加根子さん)
ウィリアムの妻・グレイス(長山藍子さん)
ウィリアムの娘・ターニャ(藤谷美紀さん)
ウィリアムの母・アリス(新橋耐子さん)

舞台は、1950年から1997年までの47年間の歳月を見せてくれます。

岩崎さんは、13歳の役から60歳までを演じます。
新橋さんは、38歳から85歳を演じます。

途中の1970年からは
妻グレイスと娘ターニャも登場します。
長山さんは、28歳から55歳までを演じます。
1977年の頃の長山さんのセリフで赤ちゃんだった藤谷さんは、最後に21歳で登場します。

ひとりの男(詩人のウィリアム)を巡る4人の女性たちの歳月が、目の前で流れていきます。
それぞれの彼女たちの人生を見ているうちに、涙が溢れてきて後半はすすり泣き。

このお芝居には稲本響さんの音楽が付きます。
これがもうとにかく素晴らしい!
音楽も一緒にストーリーを語っているのです。

お芝居なのだけど、音楽に合わせて踊りを観ているような感覚も感じたり。
とにかく演技と音楽が一体化!
美しかったです。

話はそれますが
稲本響さんは、舞台のために生まれたピアニストさんなのかもしれません!
市村正親さんとの「海の上のピアニスト」が彼との出会いでしたが、そしてライブやコンサートなども聴かせて頂きましたが、舞台での彼が、私は一番素敵だと思いました。
ピアニストさんなんだけど俳優さんなんです。
俳優さんたちと呼吸がピッタリで・・・溶け合っているのです。(これは観て頂かないとわかってもらえないかもしれないけど、情景や感情を表現するのも素晴らしいし、俳優さんたちの歩幅に合わせた音楽だったり、俳優さんたちの動きとピッタリな音楽だったり、・・・すごいお仕事だと思いました!)
カッコイイ風貌は舞台向きだし!
これから稲本響さんの舞台がどんどん生まれるのかもしれません。
素晴らしいですよー!
「海の上のピアニスト」同様、音楽は全て彼のオリジナル曲です。
泣かせるんですよー、これがまた。

舞台中央にピアノ(稲本さん)、チェロ(江口心一さん)、パーカッション(萱谷亮一さん)がいらっしゃって、お芝居はそれを取り囲むステージで繰り広げられます。
素敵な舞台でしたねー。

それぞれの年代を生きている女性の方たちにぜひ観て頂きたい舞台です。

何を夢と呼ぶのか。
何を幸せと呼ぶのか。
何を輝きと呼ぶのか。

時間は刻々と過ぎていき、人は歳月を重ねていきます。
歳月と共に、着々と老いてもいきます。

うわぁー、こうして書いていても、思い出して泣けてきちゃうよー。
リピーターが多い舞台ということですが、わかる気がするなー。
観客の女性は、自分の人生とどこかで重ねながら観ているのかもしれませんね。

うーーーん
うまく言葉にできないけど・・・
でもただひとつ言えるのは、4人の女性たちが美しかったこと!
ホントに美しいんですよー。

子供の頃からのケイトの思いは・・・

おっとぉー!
ペラペラと喋りすぎてしまいそうです。

この先は舞台で観て下さいねー!

女性4人の他、中野誠也さん、松田洋治さんが出演していらっしゃいます。

この戯曲に合わせる音楽をどのように作っていったかが、プログラムに青井陽治さんの言葉で載っています。
それもとても興味深いところ!

まだ公演中です!今からでも間に合います!ぜひぜひ♪

『ちいさな歳月』
ル・テアトル銀座 2005.6.11(土)~19(日)
かめありリリオホール 2005.6.21(火)
[PR]
by maya_c | 2005-06-15 00:41 | 舞台・コンサート・イベント