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by maya_c
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本当の自分の居場所って・・・大人になれない大人たち、映画「リトル・チルドレン」

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Bunkamura ル・シネマで「リトル・チルドレン」を観ました。

なんだか大人の気持ちを代弁してくれているような・・・

多くの方たちが
この映画の主人公たちに共感できるんじゃないかな。

サラ(「タイタニック」「ホリデイ」のケイト・ウィンスレット)は
ボストン郊外の住宅地に住んでいる主婦。
夫のリチャードと
3才の娘ルーシーと
夫の母が遺してくれた見事な家に暮らしています。

傍目には幸せな結婚生活を送っているように見える。

けれども
心は決して満たされているわけではない。

サラは
子供とずっと家にいることに耐えられなくなって
公園デビューもするのですが
主婦同士のまるで女子高生の延長ような会話には加わりたくない。

「こんなはずじゃなかった・・・」
「本当の夢は他にあるのかも・・・」
「ここは自分の居場所ではないんじゃないか・・・」

などなど
きっと誰もがちらっと思ったりすることを
サラも思う。

そんな時に
公園で子連れの主夫をやっているハンサムなブラッド(パトリック・ウィルソン)に出会います。

主婦たちにけしかけられ(賭けのようなことをして)
ブラッドに話しかけるサラ。

ブラッドは司法試験に2回失敗したことなど率直に話してくれ
サラはそんなブラッドに新鮮な魅力を感じ
やがて二人は愛し合うようになります。

それぞれの家庭を持ち
いけないことだとは思いつつ気持ちは抑えられず。

ブラッドの妻は才色兼備のキャリアウーマン。
しかし彼女の相談相手はブラッドではなく
自分の母親だったりします。

司法試験に挑戦するブラッドを
ブラッドの妻は毎晩図書館に送り出します。

しかしブラッドは勉強する気にはならず
スケートボードに興じる若者たちを眺めて時間を潰したり
学生時代にやっていたフットボールを始めたり・・・

うーん
男性はこのあたりのブラッドに共感する部分があるかもしれません。

他にも元受刑者のロニー、その母親など
様々な大人になれない大人たちが出てきます。

大人になりきれない現代人の気持ちの有り様が
鋭くも温かく描かれています。

いくら年齢を重ねても
人は心の奥底に子供の頃から持っているままの感情を残している。

こんなはずじゃなかった・・・
この場所は自分の居場所ではないのかも・・・

心のどこかでそう感じながらも
大人たちは「正しくあろう」とするプレッシャーのようなもので
現実を生きているのかもしれませんね。
それを楽しんでしまえばよいのでしょうけれど。


今の自分を愛せたら、未来はきっと変えられるー

この映画のサブタイトルのように
まずは
自分を好きになることから始めたいですね。
認めるところから。

サラとブラッドの行動は
いけないことなのでしょうけれど
理解できる部分もあり。

このふたりがどのように自分の居場所を見つけるのか
ぜひぜひ映画を観て下さいましー♪

優しく温かく仕上げていて
後味のいい映画になっています。

大好きな映画になりました。

そうそう
予告編とイメージが違いました。

映画「リトル・チルドレン」の公式サイトはこちら
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by maya_c | 2007-08-12 10:55 | 映画